そうごうてきひんしつかんり
Total quality management (TQM)
定義
品質を中心にした全体的,総合的,全員参加によるマネジメント
解説
患者満足や,医療サービスを提供する仕組みを作る目的で,新たな価値を継続的に作り出す 1,2).
TQM は,プロセスおよびシステムの維持向上,改善,革新を全社的に行うことで,経営環境の変化に
適した効果的かつ効率的な組織運営を実現する活動である(日本品質管理学会).産業界における品質管理(QC: Quality control)から発展し,TQM は,全社的品質管理(TQC: Total Quality Control)を発
展させた業務・経営全体の品質向上管理とも言われる 3,4).
参考文献
1) 中甫.TQM とリスク・マネジメント.臨床検査 (2001) 45:1621-1628.
https://doi.org/10.11477/mf.1542904992[アクセス日 2023.05.07]
2) 飯塚悦功, 棟近雅彦.医療の質・安全への品質管理の適用.医療の質・安全学会 (2006) 1:30-35.
https://doi.org/10.11397/jsqsh.1.30[アクセス日 2023.05.07]
3) 日本品質管理学会.品質管理用語 JSQC-Std 00-001:2018. (2018)
4) 日本産業標準調査会(JISC).https://www.jisc.go.jp/dictionary/#ALT03[アクセス日 2023.05.07]